このサイトの使い方

浄土真宗の教えの内容に入る前に、このサイトの使い方を説明します。

 

読むのは10ページだけ

このサイトの目的は、浄土真宗の教えをちゃんと理解してもらうことです。

しかしあんまりページ数が多いと、読むのがたいへんで、最初に読んだものを忘れてしまうこともあるでしょう。なので、大切なことだけを10ページにまとめました。

『浄土真宗ってどんな教え?』『よくある質問(Q&A)』『どこに書いてあるの?』を合わせて、全部で10ページです。それだけ読んで理解すれば、浄土真宗の世界が分かるように作ってあります。

 

なぜこのサイトを作ったの?

このサイトを作ったきっかけは、浄土真宗を誤解する人が多いことでした。私(久保龍雲)は現在、浄土真宗のお坊さん(僧侶)です。しかし元々は、お坊さんではありませんでした。

私は大人になってから浄土真宗の教えを知りたいと思ったのですが、これが中々むずかしい。分かるようで分からない部分がある。

子供だけでなく大人でも、浄土真宗の教えをちゃんと理解している人は少ない。そこで私は「このままでは誤解が広まるばかりだ。みんなに本当の浄土真宗を知ってもらいたい」と思ったのです。

 

誤解されやすい教え

浄土真宗の教えにたいして、「簡単」「やさしい」「誰でも理解できる」というイメージを持っている人は多いです。

しかし本当は、誤解しやすい点がたくさんあります。そのため『浄土真宗の信心がこんなにわかりやすいわけがない』という本を書いた人もいるほどです。

たとえば、
「信心があろうがなかろうが、念仏さえとなえていれば誰でも救われる」
「誰でも救われるんだから、いくら悪いことをしても大丈夫」
というような、大きな誤解をしている人もいるのです。

私も浄土真宗の教えをちゃんと理解するのに、いろいろと苦労しました。そして昔の私と同じように、浄土真宗が分からずに困っている人々がいます。最近はそんな人々から質問を受けることも増えてきました。子供から老人まで年齢はさまざまで、みんなが読んで理解できるホームページがあったらいいな、と思いました。

そこで、これから浄土真宗に興味を持つ人のために、無駄な苦労をしなくていいように作ったのがこのサイトです。10ページ読めば浄土真宗の中身が分かります。また理解を助けるため、むずかしい言葉にはwikipediaやネット辞書へのリンクをつけました。

では次ページから『浄土真宗ってどんな教え?』の第1章が始まります。
どうぞお楽しみください。

 

次ページ → 『浄土真宗ってどんな教え?』 第1章